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「たまにする贅沢」

「会議場所のユニコム相模原」
「会議場所のユニコム相模原」

「たまにする贅沢」

 

 

今日は神奈川支部の委員会だった。

重い印刷物の束を段ボールに入れて梱包したものを、さらに大きめのリュックに入れて、相模大野まで背負ってえっちらおっちらやってきた。

新構造神奈川支部展の約5000枚程ある印刷物の作成を今回私が担当し、印刷物のデザイン込みでデータ作成して、印刷所に発注し受け取るまでの、全ての工程を業務担当したのだった。

印刷所は私が懇意にしている印刷所なので、とても安い。

印刷代は例年の三分の一の費用で収まった格好で、経費削減の結果を作り、会に非常に貢献出来た。

 

会議が始まると資料をみんなで仕分けた。

そして議題を予定通り話して進め、私が幹事をするスケッチ委員による美術館ツアーの説明までも終え、定刻に会議は終了した。

 

その後、解散した後は、近くの高級ホテルに泊まった。

明日も銀座ギャラリーでの仕事で、連日、芸術村や教習所合宿や、東京に帰ってからの免許取得や美術団体の仕事と、鬼のようなスケジュールで動いていたので、自分への束の間のご褒美として宿泊したのだった。

入ると、そこは綺麗な広い部屋にデラックスベッドだった。

 

夕飯は、近くの美味しい生パスタ屋「クアトロ・クオーリ」でミートソースの「乗っけ麺」を食べた。

「乗っけ麺」とは、具の上に麺が乗ってる逆さの発想でラーメンどんぶりに盛り付けられたパスタで、美味しい生パスタの麺の味を最初に味わって欲しいという、店からのメッセージを込めた工夫メニューのことである。

まあとにかく美味しく、夢中になって食べてしまった。

後はビスマルクという半熟目玉焼きが乗っかったピザも頼み、ピザはとろける黄身にピザ生地を浸して食べるといった風なピザで、とても独創的で美味しかった。

 

久しぶりの自分へのご褒美は楽しい。

まあ、明日からまた仕事の連続だが、たまにする贅沢は、心を潤すものである。