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「久々のモデル撮影」

老舗純喫茶「ROYAL」にて

森木愛琥とアオキトモミ
森木愛琥とアオキトモミ

「久々のモデル撮影」

 

 

今日は春季小品展在廊の日であったが、会友のアオキトモミさんにモデルになってもらい、銀座の街でアナログ写真撮影を敢行した。

アオキトモミさんはスラッとして背の高い美女で、今まで2回モデルになってもらっている。

カメラは愛機「HOLGA」。

このカメラは、トイカメラの王様である。

そう、私は20年以上このカメラで撮影経験を重ねたディープな「HOLGANIST(ホルガニスト)」なのである。

 

フィルムは中判フィルム(ブローニーフィルム)を使い、枚数はフィルム一本で12枚だけ撮れるとても貴重なものである。

アナログブローニーフィルムは、20年前は一本400円で買えたのだが、今はその4倍の一本1600円もする大変高価なものに変わってしまった。

このフィルムを2本分の24枚今日は撮った。

 

撮影前にまず腹ごしらえ。

ゴールドサロン近くの老舗カフェ「ROYAL」でアイスコーヒーの付いたドライカレーセットを食べた。

アオキトモミさんはナポリタンセットでアイスコーヒー。

実は今日は妻・愛琥も遊びに付いて来ていて、彼女はホットコーヒー付きの昔ながらの純喫茶プリンのセットを食べた。

 

その後、交通会館から銀座1丁目の銀座天空公園目掛けて歩いて行った。

銀座天空公園とは、ビルの三階屋上がちょっとした大きさの滑り台付きの公園となっている場所である。

着くと、たくさん休憩客で賑わいすぎていて、とてもモデル撮影に適していない条件となっていたため、場所を変えることにした。

京橋の方まで行って帰ってくる道すがらに、ところどころカメラを回して、街中で撮ることにした。

 

撮影終盤になると奥野ビルに着き、中の廊下や手動扉エレベーターを背景にして何枚か撮った。

アオキさんがちょうど奥野ビル4階「銀座中央ギャラリー」のオーナーに挨拶する用事があって、ここに寄ったのである。

 

実は途中撮影アクシデントもあり、カメラのシャッターを下ろす音がスカスカ言い、手応えが軽くなっていた。

それで、「故障かも?」と何回もシャッターを切って調整し、フィルム5枚分ほどを無駄にしてしまった。

1枚目のフィルムを取り出し、カメラの具合を見ると別に壊れたわけではないようだった。

そしてシャッターの手ごたえの甘いまま、2枚目フィルムを装填し、12枚しっかり撮って撮影を終えたのである。

 

そして交通会館ゴールドサロンへと帰った。

その後そこし在廊した後、アオキトモミさんとも別れて自宅への帰途につき、撮影に勤しんだ1日が終わった。

銀座の街を16000歩も歩いて、もう足はクタクタ。

帰って、少し食べて、バタンキューであった。