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『「アトリエ神楽」から撤退した理由』

いつかの「アトリエ神楽」の頃

モデル大越康子さんとアトリエ神楽で
モデル大越康子さんとアトリエ神楽で

アトリエ神楽でしていた授業の様子


ESSAY

『「アトリエ神楽」から撤退した理由』

 

 

私は以前、蒲田のアトリエ神楽で絵画教室を構えていましたが、訳あって今は自宅アトリエを教室開催場所にしています。

実はアトリエ神楽では、このアトリエが生家であった洋画家の「故:上田寛治さん」の初回顧展をお手伝いした経緯があります。

そしてEDEN絵画教室として、20231月より月2回、真面目に継続して使ってきたのに、20238月になって、寛治さんの息子である神楽オーナーから「3ヶ月で借りたい長期契約のお客が来たから、3ヶ月、神楽での教室開催を遠慮してほい」旨を、LINEで突然言われました。

一瞬、そう言われて頭が真っ白になりました。

1番このアトリエに貢献してきた1番の顧客である私を、利益の大きい知らない他客を優先して、ないがしろにするんだな・・・」と。

そこで私は、その理不尽さに心底ブチ切れたのです。

彼には高額なアトリエ使用料も今まで真面目に払ってきましたし、誠心誠意で付き合ってきました。

それなのにです。

まあ、オーナーにとってはレンタルスペース業としてのビジネスなので仕方ありませんが、私はそういう形で3ヶ月締め出しになることに納得いきませんでした。

そして彼とはLINEで少し口争いになりました。

LINEで揉めている途中、オーナーから、教室日程が決まっていれば長期契約のお客に説明してその日時だけレンタルもできる、と妥協案も提示してきましたが、断りました。

私は、私に対して端から利用を遠慮して欲しいとを言ってくるその気持ちに幻滅してましたし、納得いかなかったのです。

私たちの培ってきた友情は一体なんだったのか。。。

まあ結果、綺麗な形で縁を切らせて頂きましたがね。

 

彼には、教室としてレンタルする前から納得できないこともあって、清々しました。

それに加えて、「私が太っていること」をネタにバカにしたり、先生として本番の授業をしているのに「先生としての練習にこれからも使って良い」などと失礼な事を言ったり、私も彼のそういう態度や言動に我慢してきてストレスだったので、縁切れてちょうど良かったかもしれません。

 

アトリエ神楽は今、有名映画の舞台に使われたり、ラグビー応援歌のPVに使われたりと、繁盛している様子ですが、それは私の教室をネタに宣伝してきた効果が、今ジワジワ身を結んでいるおかげが一番大きいのではないでしょうか?

言ってみれば、私のおかげが大きいですよ、これは。

マスコミは私がアトリエ神楽を使っていた事を知っているだろうし、今もまだ使っていると勘違いしているかもしれません。

まあ縁を切ってしまったので、オーナーから私には何の感謝のメッセージもありませんがね。

 

世の中って非常ですよね。

それと一生懸命生きていても、ビジネスパートナーを誤るとうまくいきません。

神楽オーナーは言ってみれば私のビジネスパートナーでもありましたが、高額なアトリエ使用料や失礼な言動を差し引くと、誤った関係でしたね。

場所は良くても、人が良くなきゃ、使いたくないですもの。

その結果、私が一番寂しい思いをしています。

 

これは私の私感ですが、こういううまくいかなさが、シャバ世界の現実なのでしょうね。

だからこそ懸命に生きているとやりがいもあるのですが、世の中はお金が絡んで損得勘定や利害関係が生まれると急に冷たくなりますよ。

ですが、頑張る人は、そういう金勘定の空気に負けないメンタルも必要なのですね。

 

【俳句】

・友情も 金勘定や 春の夢

・何事も 心なりけり 春の夢

・人はみな 寒鴉かな 愛の果て

・宿敵や 寒鴉鳴く 金勘定

・友捨てた 冬の小径や 金の猛者