タンタンとTAmAKI
制作風景
団らんの様子
「EDEN絵画教室・・タンタンとTAmAKI」
今日の「EDEN絵画教室」は「自由制作」です。
二人の生徒さんが来ました。
一人は愛弟子の「TAmAKIさん」。
もう一人は今回初参加の、モデルでアクセサリー・洋服作家の「タンタンさん」です。
タンタンさんにはEDEN絵画教室でデッサンモデルも務めもらっていますが、今日は絵を学ぶ生徒としてご参加くださいました。
初参加のタンタンさんはF30号の抽象画にチャレンジしました。
彼は何枚か家で描いた絵をSNSで発表していましたが、F30号という大きさは初体験でした。
でも私の指導の下、次々と一枚の絵を加筆していき、1時間半ばかりで作品を仕上げることができました。
彼の絵には、自分で制作したTシャツをランダムに切ってクシャクシャに丸めて造形させ、画面に貼り付けて、アッサンブラージュ(立体的なコラージュ)させています。
彼はオリジナルTシャツ作家でもあるので、絵に彼の作ったオリジナルTシャツが貼り付いているのが彼らしくて良いと、私がそのようにチャレンジさせました。
さすがアクセサリー作家だけあって、手先が器用で、ハケの使い方もとても上手でした。
絵を描いたことがあると言っても、数枚描いただけの経験だそうで、それなのにハケの手捌きがなめらかでした。
きっとアクセサリーで使う工具をうまく使えるために、刷毛も上手なのだろうと思います。
一つの道に秀でたものは他の道にも秀でやすい、とはよく言いますが、彼はまさにそのパターンでした。
今日の作品は、「アクションペインティング」といった感じで一枚仕上げた感じです。
また、TAmAKIさんは小作品抽象画を一枚完成させ、F50号大作一枚を手掛けました。
彼女はいつもたくさんの絵画手法ハウトゥー動画やサンプル作品画像をインスタグラムで見ていて、教室の前にそのような動画や画像のようなものがやりたいと、私に相談があります。
そして、そのようなものを教室で毎回チャレンジしているのです。
今日はM10号の細長いキャンバスに挑みました。
途中苦戦もしましたが、私の指導の下、面白い蛍光色の綺麗な抽象画が完成しました!
その後大作にも取り掛かり、盛り上げ材で画面を盛り上げる段階まで終わらせました。
二人とも非常に熱心で、しかも素質があり、講師として非常に育てがいがあります。
初参加のタンタンさんは、私が導くと、自分が描いたことのない大きいサイズの絵を、わずか1時間半で完成させました。
初チャレンジで1時間半で仕上げるなんて。。。
彼にはとても才能を感じます。
TAmAKIさんも本当に才能があって、次々に新しいことにチャレンジしていきますし、絵画を人生の糧にして楽しんでいるのが伝わってきます。
私はとても良い生徒達に恵まれて、天に感謝しております。
【俳句】
・刷毛乱し 麗人の描く 春の空
・麗人の 乱す呼吸や 春の筆
・春風に たなびくシャツを 切り混ぜて
・決まりなど ない描きかたで 春描く
・春よこい 強風弾く 堅い意志