隼展スタート
会場と一日の様子
大井町さんぽ
ESSAY
「激しい熱量の隼展」
本日から「隼展(はやぶさてん)」スタートです。
正直、隼展がどんなものになるかは、ほとんどが想像できませんでした。
でもやってみると、うん、これは凄いな!という感じです。
10人のグループ展ですが、それぞれに自己主張がしっかりとあり、それは本日14時から行なった宮田徹也さんの講評込みの出展者参加型リクリエーションで分かりました。
なんというかな、「一つの目標へ向かった10人の熱き志士達の戦い」といった風体でしょうかね。
今回の展覧会開催場所の品川区民ギャラリーという空間も初めてでしたし、私の知り合いで作品が分かっているのは、美術団体AJAC代表の「佐藤ひろみさん」と、EDEN絵画教室生徒の「大原達郎さん」、今回の隼展リーダーであり港の作家美術協会の新入会員でもある「齋藤零生くん」の3人だけでしたし、分からないことばかりのグループ展覧会でありました。
それに加えて美術評論家「宮田徹也さん」が評論でなく、インスタレーションで表現者に交わるという面白い試みがありました。
インスタレーションの内容は、テルミン演奏をしながらの木炭ライブペインティングといった型破りな自己表現でした。
10人の熱き出展者といい、そこに混じって展覧会の方向性を牽引する評論家がパフォーマンスをするといい、本当に予測のできない高い熱量の展覧会となりました。
さて、今日の早朝の話ですが、本日も妻:愛琥が手伝いに来てくれて、朝7時には大井町駅につきました。
なんでそんなに早く来たかといえば、大きな嵩張る作品を朝ラッシュ時の満員電車で運ぶと周りの他客に迷惑がかかるし、自分もその時の周りの視線が鬱陶しいからです。
で、着くなりにちょっと駅から離れたレストラン「サイゼリヤ」で休んでいようと延々と歩いて向かうと、店近くの最後の方で、なんと大きく前のめりに転んで大怪我してしまいました。
要するに転倒事故です。
右手をついて体を庇って転んだために右肩の関節を大きく痛めてしまい、左足の膝関節と筋も打撲し、あと両手のひらの付け根と左足膝小僧を擦りむいてしまいました。
もう展示の前に大怪我しているようじゃ、正直、展示の飾りつけなどできません。
でも本日は、この難局を朝から神様に与えられました。
さて、そういうわけで本日の飾り付けは夫婦協力一致したわけです。
怪我の直後には、近くのコンビニで「冷却シート」を買って応急処置しました。
展示飾り付け終了後には「大阪王将」で、出展者の大原達郎さんと妻:愛琥と私とで大ジョッキ生ビールで「飾り付けお疲れ様!」と乾杯して、餃子と一緒に戴き美味しく飲み干しました。
食後には「医療用冷湿布」をドラッグストアで買って、妻:愛琥に肩の上に貼ってもらいました。
結局、私が怪我をしたことで、夫婦で難局をクリアして、夫婦の絆が深まったかなと思います。
そして、展示も終わると会場内オープニングパーティーです。
その後は二次会に鳥肉居酒屋へ13人で流れて、皆晴れやかな気持ちで一日を終えました!
【俳句】
・神からの 難局超える 夏の日に
・暑き日に 餃子ビールで 熱くなる
・せんべろ屋 べろべろ酔った 夏の陣
・夫婦夏 怪我して深む 絆かな
・躓いた 教祖の影を 追った夏