「杉本幸江」作品を観る(関内ギャラリー・ミロ)
ESSAY
「ギャラリー・ミロの観覧に行く」
今日は「港の作家美術協会」副事務局長:杉本幸江(さちえ)さんの作品出展する、関内ギャラリー・ミロでのグループ展に伺いました。
なぜなら私は「港の作家」の事務局長なので、事務局長としてご挨拶があったためです。
このミロでの展示は「アトリエ21」という教室の主催する展示でして、3人の「白日会」大物先生方と、その生徒さん達の展示でした。
杉本さんも岡田先生という師匠の生徒さんです。
なんと、「3時間で50号の人物画を一斉に描く」という面白いテーマでの発表会でした。
まあ、これは写実の教室の展覧会ですが、3時間のうちに其々が描く工程まで写真で紹介していて、同じ写実でもみんな其々に描き方が違うのが面白かったです。
この日、関内は、暑さが去って秋の気配となった後の、また来た灼熱の暑さでした。
実はこのギャラリー・ミロは、関内の絵の街「吉田町」にあり久しぶりに来廊しました。
私は7、8年ほど前に、ここ吉田町にある「ARTLINK 瀧川教室」に、教室を閉めるまで通っていました。
良くも悪くも懐かしいなあ・・・ああ、吉田町!!!
ここは、私の30代の絵描き人生を作った青春の土地でした。
【俳句】
・横浜で 写実絵画を 魅入る秋
・酒と絵の さらば青春 秋去りぬ
・濱っ子や トルコ風呂から 秋の風
・秋のハマ 黒い男の 並ぶ店
・都鳥(みやこどり) 浜風切って 海滑る