ねんりん家バームクーヘン
ESSAY
「ヒューマンエラーをアプリが大解決」
昨日は港会(港の作家美術協会)の会議を催すに当たって、事務局長として余計な心配ばかりしました。
横浜「英一番館」を会議の場所に選び、会議後にはランチ会食を予定していました。
そのために今日は、私は自分の仕事の都合があるために店オープンの午前11時半に電話しましたが、そこで希望日時の会場使用が決まらず、店の男性営業担当のコールバックを指定されて、ずーっと電話を待っているのに午後3時過ぎまでほったらかされたんですよ。。。
午後3時過ぎには、私は自分の仕事があって出られません。
だから店の始まる時間に決めてしまいたいと思って朝一番で電話したのに、延々と待たされて気になってしまい、自分の仕事も捗らずに、気心が疲れてしまいました。
正直、この対応だけでも、この店は会場としてふさわしくないと思いました。
で、私の仕事が終わってから留守電が2件入っていて、1件目は午後3時過ぎにあり「再度、店から電話する旨」、2件目は夜7時半にあり「結局、私の希望した日時は他美術団体のグループ予約があって使えない」との伝達だけでした。
・・・ってことは、「仮に真面目に港会の仕事だけで今日一日電話を待っていても、店を会場に使えない通達を夜になってされるだけで、延々と待たされて今日は終わったのか。。」と思い至り、こんな失礼な目に遭って、静かな怒りが込み上げています。
店が使えないかくらいの基本的な伝達は、店の日程表を見てすぐにコールバックしろよな!
もうこの店は、港会では使うことはあっても、私は個人的には暫く使わないことを腹に決めました。
港会の重要な時には、この店で私を含めてトップ会談もしていますし、毎年懇親会に使っていました。
個人的な思いとしては、ここから一望できる横浜港の海景色が大好きで、この店の味も好きだし女性スタッフの優しさや気配りもできていて、ここで飲む生ビールは格別に旨いんですよ。
私は夫婦でたまにこの店に来て、そういう風なランチを楽しんでいたリピーターでした。
なのに、非常に残念ですね。
幸か不幸かそういうヒューマンエラーが続いた事も含めてなのかもしれませんが、英一番館は、店の立地している神奈川県民ホールが今年末から改修工事に入るために、今年いっぱいの営業で閉店するのだそうです。
本題に戻りますが、まあ、そうやって牛歩のように待たされた挙句、一日無駄になって開催場所が定まらない。
その上に設定した会議の日にちまで、委員に郵送物で伝達するための時間の猶予が二週間を切っている。非常に焦りましたが、今晩何とか会場場所を見つけて、予約が取れました!
関内駅隣のデパート「セルテ」に会議場を見つけたんです!
あ~~~~全然こっちの方がいいや!!!
広いし安いし、駅から近いし歩かなくて良い。
会議を20名ほどでするという目的にバッチリ適ったところが見つけられました。
なんと、スマホアプリで一発で決まりました。
何でもスマホのアプリで決められる時代になって、これも検索してボタンを押して予約を確定するまでにほんの10分もかかりませんでした。
いやあ~~、スマホアプリってホント、便利ですねえ!!
予約するに当たって、人と上手く交渉して話すための「余計な気遣いゼロ」ですから、それが一番良いところです!
AIのロボットがやりますから、ヒューマンエラーが一切無し!ってことですからね。
ほんと、スマホ登場って第2次産業革命だったよなあ・・・そうしみじみと思います。
私が大学生だった25年前の頃は、何にも知らない「一軒さん」に対して、10分で会場なんか絶対に貸してくれなかったです。
25年前には、「人と成りを見て、門前払い」も、しばしばありましたよ。
まあ、便利になって当然だな。。25年間って「四半世紀【一世紀(100年)の4分の1】」だもの!
人間の考えるものは形となり、いつでも便利に進んでいきますからね!
本日はヒューマンエラーによる苛立ちを忍耐した気の長い一日でしたが、文明の利器が一気に私を救ってくれました。
そんなことも含めて、神様に私の全てを感謝差し上げたいと思います。
【俳句】
・苛立ちを 文明利器が 助く秋
・好きだった 彼の娘の好きな 冬鴎
・上席で ビール流して 秋馴染む
・人嫌い それが答えだ みやこどり
・仲良くも 失礼千万 秋に斬る