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「不幸とは必要とされない事」

「CROSS」八つ切り
「CROSS」八つ切り

「不幸とは必要とされない事」

 

 

人間が一番不幸を感じる時というのは、自分が必要とされていないとわかった時である。

自分が除け者にされ、人間関係から隔離されたと感じる時に、一番不幸だと思うのである。

 

人は一人では生きていない。

人間社会という枠組みの中で、必ず人との関係の中で生きている。

そこで存在ごと外されてしまうと、人は簡単には生きていけなくなるのである。

一人では、いつも孤独や死と向かい合う困難な道を必ず歩むことになる。

私がそうだ。

昔から人一倍目立った存在であったので、家庭でも、学校でも、教会でも、最近までは美術団体でも孤立してしまい、その集団社会から疎外され、ずっと忍耐して生きてきたのである。

いつも心は張り裂け、孤独だった。

信念だけが仲間であった。

 

孤立して生きていたとしたら、そのままに弱いままの心だと人間は死に向かうだろう。

孤立しているのなら、自らの精神を孤独の中へ強く積極的に位置付けなければ、人は到底生きてはいけない。

「孤独に生きること」を選ぶ覚悟をするのである。

でもそれには、元々が強い生命力の持ち主でしか、「本当の孤独」を生きられない。

私はたまたま生命力が強く、孤独に生きられているだけだ。

 

必要とされていないと感じると、人間は簡単にダメになってしまう。

人間の真価とは、孤立をいかに乗り超えられるかだ。

孤立状態の時に、他者と協調する意識転換を強くして、「他者に尽くして自ら仲間になりにいく」心と行動が必要なのである。

たった一人になった時、もう後戻りできなくなった時、どうにかしようと考える。

 

人生は、そこからの復活にかかっているのである。


"Unhappiness is something that is not needed."

 

 

The time when humans feel most unhappy is when he finds himself unneeded.

He thinks he is the most unhappy when he feels he is excluded and isolated from relationships.

 

A person does not live alone.

Within the framework of human society, we always live in relationships with people.

If the existence is removed there, one cannot easily live.

Alone, you will always be on a difficult path to face loneliness and death.

I am.

Since I was young, I was more prominent than anyone else, so I was isolated at home, at school, at church, and until recently in art groups, alienated from the group society, and lived with patience all the time. It is.

My heart was always torn and lonely.

Only belief was a companion.

 

Even if we can live in isolation, we can only live lonely with a strong vitality.

I just happen to have a strong vitality.

 

Humans can easily be ruined when they feel they are not needed.

The true value of human beings is how to overcome isolation.

When you're alone, when you can't go back anymore, think about what to do.

Life depends on the resurrection from it.