「お客様が帰られた後の芸術村にて」
今日は新構造埼玉写真部御一行様が帰られた。
最後にオーナーと私も入れてみんなで記念撮影をし、大変満足して帰途に着かれた。
今朝はスタッフが朝からおらず、人手の足りないままオーナーと私の二人だけで朝食お重弁当を作り、提供した。
朝食を作っている間は、写真部の方々は歩いて浅い傾斜のじゃり道を下り、その先の風景で撮影を楽しまれた。
皆様の帰られた後は、あとかた付けだ。
オーナーが厨房をすっかり綺麗にする。
私は管理棟を綺麗にした。
それと、ごみをごみ回収所に運んだ。
芸術村に一度帰った後は、この集落のまんだら山管理組合の理事長に挨拶をしてきた。
そしてオーナーが帰る前頃にYさん夫妻が見送りに来た。
4人で少しお茶を飲んだ後、オーナーは車で芸術村を出発し、帰途に着いた。
その後、私は芸術村に一人になり、やっと一息つけたのであった。
ありがたいことであるが、この村では、私一人っきりだけになることが大変難しく、みんなが何かしら近寄ってきていつも一人にさせてくれない。
なので、いつも人付き合いの中に揉まれており、一人ホッとする時間が少ない。
元来、私は一人で何事も黙々とこなすことが好きであり、だからこそ芸術家を職業に選んだわけだが、ワイワイ騒ぐのに向いていない人なのである。
なのに、よくここまでやってこれたなあと、私が私自身に感心している。