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「物事の継続」

『CROSS』S100/ミクストメディア【第49回かわさき市美術展『奨励賞』受賞作品】
『CROSS』S100/ミクストメディア【第49回かわさき市美術展『奨励賞』受賞作品】
Yutaka Michael Maria KAMEGAYA
Yutaka Michael Maria KAMEGAYA

「物事の継続」

 

 

「継続は力なり」とよく言うが、それは本当である。

どんなに効率の良い人でも、1日のうちにやれる事は、時間も数も限られている。

思ったよりちょっとしかできない、と言うのが本当のところだ。

1時間半の一点集中を34回繰り返して、一日で4.56時間何かに取り組むのが限度じゃ無いだろうか。

いやもっとできる、と言う人はできてもヘトヘトになって疲れすぎてしまうだろう。

ましてや普通のペースの人やゆっくりしかできないような人じゃ、もっとわずかしかできないだろう。

1時間半のダラダラ集中を、11回、多くて一日2回しかできないだろう。

 

だから日を跨いで継続して、取り組む時間を増やしていく事が大切なのである。

 

ある物事との距離を縮めて気心知れるには、それと取り組む時間を増やすしか無いのである。

努力した時間に応じて、その物事は熟練していく。

人だってそうである。

その人と過ごした時間の多さによって心の距離が縮まり、親友になれるのである。

 

ある物事に対して集中して向き合った時間が多ければ多いほど、人はその物事のプロになれる。

どうしたらそれのプロになれますか?

と、よく聞かれるが、結局答えはシンプルなのだ。

たくさんの時間をその物事と共に過ごすだけである。

それには「継続している事実」が必要になってくるのである。

 

物事はやればやるほどすごくなれる。

それだけの話なのだ。