「物事の継続」
「継続は力なり」とよく言うが、それは本当である。
どんなに効率の良い人でも、1日のうちにやれる事は、時間も数も限られている。
思ったよりちょっとしかできない、と言うのが本当のところだ。
1時間半の一点集中を3、4回繰り返して、一日で4.5~6時間何かに取り組むのが限度じゃ無いだろうか。
いやもっとできる、と言う人はできてもヘトヘトになって疲れすぎてしまうだろう。
ましてや普通のペースの人やゆっくりしかできないような人じゃ、もっとわずかしかできないだろう。
1時間半のダラダラ集中を、1日1回、多くて一日2回しかできないだろう。
だから日を跨いで継続して、取り組む時間を増やしていく事が大切なのである。
ある物事との距離を縮めて気心知れるには、それと取り組む時間を増やすしか無いのである。
努力した時間に応じて、その物事は熟練していく。
人だってそうである。
その人と過ごした時間の多さによって心の距離が縮まり、親友になれるのである。
ある物事に対して集中して向き合った時間が多ければ多いほど、人はその物事のプロになれる。
どうしたらそれのプロになれますか?
と、よく聞かれるが、結局答えはシンプルなのだ。
たくさんの時間をその物事と共に過ごすだけである。
それには「継続している事実」が必要になってくるのである。
物事はやればやるほどすごくなれる。
それだけの話なのだ。