「話し方で幸不幸は決まる」
いつも何かに突っかかって乱暴に話す者は、暴力を呼び寄せて、毎日争いの中を生きる羽目になる。
いつも誰かの欠点を上げつらい批判的に話す者は、諍い(いさかい)を呼び寄せて、心はいつまでも平穏にならない。
そう云う者達は、自分を取り巻く環境が、いつでも醜い喧嘩や暴力で満たされ、絶対に平和にならない運命を背負い込むのである。
その話す態度を変えない限り、自分たちの心はいつまでも傷つき続けるだろう。
そうやって人間は、気力を失い、ダメになっていくのである。
またその先には、乱暴な口調や批判的な口調を生み出し、彼らは半永久的に治らないのである。
他人の何かを口で傷つける者は、そのように必ず自分が天からの罰を受けるのである。
逆に、抱える問題が苦しく難しい時でも、いつも穏やかに話す者は必ず、問題は解決に向かい平和が訪れる。
悲しみや怒りの最中で心が安定しなくても、いつも優しく話す者は必ず、その心は他者の恩恵に与り癒されるのである。
このように人は、日常生活での話し方一つで、はっきりと幸不幸が別れてしまうものなのだ。
だから、いつも穏やかに話す癖を身につけよう。