スタッフ懇親会
「2023年7月芸術村12日目:スタッフ懇親会」
今日は、一度東京に帰った妻:愛琥と、埼玉にいるオーナーの来る日である。
朝から洗濯物をして、待ち続けていた。
そして待っていると、村のアルバイトMさん夫妻が12時頃来て、愛琥はその後最寄りのバス停「中尾」から歩いて来た。
着くなりMさんは厨房棟でサラダを作り始めた。
また、私は愛琥のために昼食のカレーを作っていたので、それを妻に食べさせた。
しばらく待っていると、今度はアルバイトのTさんが来た。
事前に連絡していた通り、明日お客様に出すジビエ肉を持ってきてくれたのである。
このジビエ肉は猪肉で、この近くの山でアルバイトMさんの旦那が狩猟で獲ったものである。
そう、Mさん旦那さんはハンターなのだ。
その後、コロッケを作りにMさんとTさんは、Tさんの家に一度、姿を消した。
しばらくしているとオーナーも芸術村に着き、東家でスタッフ懇親会パーティーが始まった。
実はオーナーは、美術団体・新構造社副理事長の斉藤さんの運転する車で一緒に来た。
斉藤さんと私は、久しぶりの再会を喜びあった。
作ってくれたコロッケが本当に美味しく、こんな美味しいコロッケは東京の名店でも食べたことのないしっかりした逸品であった。
ああ、田舎の本気は凄まじい!
心底そう思った。
東家の伝統を消して蝋燭にしてムードも最高であった。
そして、よく食べ、よく飲み、よく話し、あっという間に夜9時になった。
たくさん飲んで酔っ払い、真っ暗な中を、みんな楽しい気持ちで解散したのだった。
気がつけば、涼やかな山梨の夏風が気持ちよく、体に吹きつけている。
ああ、楽しかったなあ。
よし、今日は息抜きだ。
明日からまた頑張るぞ!