亀ヶ谷 家と三田村 家
ESSAY
「妹家族の来たお正月」
正月3日目。
妹家族が正月挨拶に来て、3歳の姪と初めて対面しました。
無邪気で素直な子で、垢抜けた笑顔が可愛い、とっても良い子でした。
安心しました。
しかし妹である母親に至っては、私に失礼極まりない暴言をたくさん残して帰って行きました。
帰った後も心がずーっと患い、気分が大きく塞ぎ込んでいます。
できれば、もう我が家には来てほしくないし、出入り禁止にしたいと思います。
実は妹夫婦に妻を合わせるが初めてなので、妻を私から紹介しました。
その紹介の一部で「何歳だと思う?私より歳上で◯歳だよ・・・」と言いかけたところで、妹から「女性に歳の話をするのは失礼だ!」と説教が始まりました。
私は夫として、妻が年齢に比べて見た目が若く美しいことを言おうとしたのに、その趣旨も理解せず、そんなふうに言いがかりをつけられて、メタメタに攻撃されました。
お兄ちゃんは仕事上の付き合いでも歳上の女性達がいるだろうから、そんなこと失礼だから絶対言わない方が良い、というふうに激昂しておりました。
そんなことは重々承知で、私は仕事を年上の女性達と今の時点で普段からしていますし、むしろ人一倍気をつけています。
旦那の私が、私の妻の良い部分を紹介するのに、こちらとしては「何を言ってるんだ?」という気分です。
暴言のバルカン砲を激しく食らった気分です。
そこで、「そんなこと言うのは浅はかだよ。お前に一体何がわかるんだ?」と言い返してやりました。
すると逆に、「私のことの何を知っているんだ?全然私の事情も知らないくせに。。。」と妹が応酬し、「苦労して生きている感」を強烈にアピールしておりました。
まあ、なんというかな。。。言葉尻を捉えてすぐ喧嘩に持っていくなんて、なんとも情けない話ですね。
喧嘩を仕掛けているくせに、本人は「お兄ちゃんと喧嘩するために来たのではない!」と言い張っていました。
お前が喧嘩売ってきてんだろうが!!
だったらお前はこちらが全てを言うまで、口をつぐんでいろよ!!!
そう実際言ってしまうと喧嘩がさらにヒートアップしてしまうので、心の声でそう叫んでいました。
こうして、正月気分が一気に雲散霧消したのでした。。。
私の家としても大変なご馳走を作ってもてなしてあげて、その仕打ちです。
恩を仇で返されました。
非常に悲しく、非常に残念な気持ちでした。
その後、何にも言ってないのに、私に対して「プライドが高い」と暴言がまた妹から始まりました。
だから、「自分のプライドが高い奴が、相手のプライドが高いって言い出すんだぞ!」と、人間の真理で逆にこちらから応酬してやりました。
「お兄ちゃんはお前のプライドのことなど一切言ってないだろ?。。。それなのに、急になんでそんな話をするのだ?」と責めてやりました。
そして、逆に私のプライドが高いと嘘で認めてあげて「そうだよ、俺はプライドは高いよ!正直な話、プライドが高くなきゃ荒れるシャバ世界で生きていけないし、美術の世界でも生き残っていけない。奥さんもらうことだってできやしないよ!!!」と、、この世の摂理でも応酬しました。
その答えが、「はあ?シャバ世界って何?なんの話してるんだ?」ですよ。。。。
で、妹、何を最期に私に吐き捨てたと思いますか?
「お兄ちゃんは、口の災いが何十倍もの災いになって返ってきて、絶対いい死に方しないよ。」
だそうです。
「死ね」と言うよりも、ヒドイことを言われました。
私はそんなこと言われたのは生まれて初めてだし、「それはお前の話だよ。」と、言い返してやりました。
キリストにそんなこと言うなんてどれだけ罪が重いのか、わからせてやりたいですよ。
「肉体が滅びることを恐れる必要はない。恐れるのなら、地獄で魂を滅ぼせる者を恐れなさい。」
と聖書にあって、キリストが一番怖いことを教えてやりたいくらいです。
とにかく初めて会う3歳の姪は可愛かったのですが、妹と口で情けないバトルをし合う最悪の正月となりました。
私としては、ただ自分の正論しか言ってませんがね。
妹とは昔から相性が悪くいがみ合っていましたが、大人になってまでもいがみ合っていることはよくありません。
会えば喧嘩になるような関係など、元家族であっても無い方が賢明です。
正直もう、妹には会いたくないと思います。
【俳句】
・正月の 小喧嘩転じ 縁切らす
・小競り合い 正月気分 霧消える
・理由なく 暴言吐かれる お正月
・冬家族 妻しか縁は あらじけり
・妻だけを 愛しく思う 核家族