絵付けしたイースターエッグ型容器
受難の主日ミサ・・・聖堂・アントニオ会館前にて
ESSAY
「受難の主日と神奈川支部委員会」
本日は朝からカトリック瀬田教会で「受難の主日ミサ」でした。
はい、私はカトリック信者ですから、これがつきものなんです。
この「受難」とはキリストが多くの群衆の前で侮辱されながら磔刑で一度殺され、死んでしまうことを意味しています。
今日から1週間後の日曜日、3月31日が2024年の復活祭の日に当たるのですが、キリストとキリスト信者たちが霊的に復活するために一度、本日死に渡される儀式を行うのです。
受難の主日は「枝の主日」とも言い、この枝はシュロの枝のことを指します。
シュロとはヤシ科の植物のことです。
受難のミサ中には、信者たちはこのシュロの枝を掲げ、神父が聖水を、信者たちとシュロの枝に撒き散らす儀式を行います。
このシュロの枝とは、キリストと共に、死と復活の運命を生きる覚悟を固める聖具です。
ミサは滞りなく行われ、私は今日また霊魂が死んだことになりました。
あとは土曜日夜に「復活徹夜祭」という儀式を行い、復活することになっています。
受難の主日から始まる1週間を「聖週間」と言い、キリスト信者にはさまざまな困難が襲ってきます。
だから復活祭まで気を引き締めねばなりません。
さて、受難の主日ミサが終わると、今度は「新構造社神奈川支部委員会」のために相模大野まで妻と向かいました。
新構造社とは私の所属する美術団体で、この委員会は、その神奈川支部の委員が集まる会議のことですね。
私も妻も神奈川支部委員なので、二人一緒に会議にお出かけです。
相模大野の「ユニコム相模原」という会議施設で神奈川支部委員会は毎回行われています。
今日は、私の作った2024年度版の出品要項と案内ハガキの発表と、その追加修正を行うことが第一の議題でした。
この会議のために、昨日は印刷物を作るのに誠心誠意苦労しましたが、それを皆のための叩き台にするのも正直傷つき疲れることです。。。
良いと思って差し出したものに、難癖をつけられて違うと言われるわけですからね。
ああ、本当に苦労の多い仕事ですね、私の領分は。
まあ、会議の内容は秘密ですが、また今日も白熱した議論の飛び交う会議となりました。
この調子で毎回会議は行われますが、結構、心にハードですよ。
このような重要資料の制作は、私でないと務まらないかもしれません。。。
まあ、だから私に任されているわけですから、それを誇りとしましょうかね!
あっという間に2時間の会議は終わり、終わって外に出ると、冷たい小雨が降り注いでいました。
へとへとに疲れて、家までの長い電車の帰り道を、エアポッドで音楽を聴きながらうな垂れて揺られていました。
まあ、こんな苦労は私の場合、日常茶飯事。
苦しみを当たり前として、今日の楽しかったことも話しましょう!!
それは、うさぎの描かれたイースターエッグ型のプラスチック特大容器を100円ショップで仕入れて、帰ってからそれに油性マジックで上塗りして、絵を描いたことです。
そして、なんとも面白おかしいオリジナルイースターエッグをこさえました!!!
復活祭で、それを知り合いの信者たちにお披露目しようと思います。
今から楽しみですねえ!
【俳句】
・復活祭 死に渡される 受難後や
・絵を描いた 復活祭の 卵かな
・復活祭 うさぎ飛び交う チョコ抱え
・イースター 卵がつなぐ 人の輪や
・死の淵に 生まれ直すや 復活祭