わに塚のサクラ
道の駅「韮崎」
GETした人形たち
ESSAY
「山梨県三日目」
三日目の山梨県は、朝早くから韮崎の「ワニ塚の桜」を見物に行きました。
お客様に桜の観光案内をしっかりするために、自分が実地体験する必要があるからです。
今日は昼から雨の予報だったので、朝7時半に芸術村を出て、ハイエースで妻と出発。
辿り着くと、見事な巨木の満開一本桜が小さい丘の上に鎮座しておりました。
とにかく大きい桜の一本樹で、しかも満開。
それはそれは、すごい迫力でした。
妻とたくさんスナップショットを撮り、この桜の霊樹と戯れました。
それと、遠景に見える緑色の山に、ピンク色がチラついている風景が見えました。
それは、山にそのピンク色の部分、桜が咲いているのです。
まるで日本画で見るようなの絵画の中にだけある風景を、生まれて初めてこの目で見ました。
この満開巨木桜と遠景の山に塗られたピンク色のハーモニーは、目に映る感動体験でした。
その後、ライフガーデン韮崎に行き、買い物をしました。
目当ては主に、網戸につける虫除けと、バンガロー足元のフットライトです。
後は、足りない食料を買い足して、さらに余計な買い物もしました。
梅干しご飯にお目々のついた「つぶらな瞳」君人形を買ったのです。
茶碗に盛った飯もりに目のついた人形なんて、東京じゃ見たことありません。
その可愛いあどけなさと単刀直入さが気に入り、即買いしてしまいました。
買ってすぐトートバッグの持ち手の根元につけました。
もう、バッグからご飯が離れません。
米どころの山梨県らしい商品が買えて、可愛いキャラクター好きの私にとっては、これだけでも今回山梨に来た甲斐がありました。
その後、韮崎「道の駅」に行きました。
ここでも、可愛い人形を見つけてしまいました。
タイランドどなどで売っているハッピードールの山梨県版があったのです!!!
ハッピードールとは、タイのおばさんがネクタイやそこら辺の余ったキレ、ボタンなどで作るハチャメチャな発想の人形のことを言います。
私はたくさんあるハッピードルの中でも、一番おかしくて愉快な2体のカエル人形を、夫婦ペアで買い、妻に一体プレゼントしました。
あと、大根の味噌丸々一本漬けも、東京の実家にお土産で買いました。
あと「新府焼米」なる名物饅頭も買って、車に戻って夫婦で食しました。
中国の月餅みたいな食感のパイ生地の皮に、焼きおにぎりみたいな米粒がくっついて、中に白餡が入っていました。
私の感想ですが、有名な信玄餅より安価で、しかもかなり美味しかったです。
これは、今後全国でブレイクするかもしれないと思った商品でした。
そして帰途につき、小雨の中の運転で無事芸術村に戻り、少し疲れて横になりました。
買ってきた虫除け剤を、管理棟と東家の網戸の一枚一枚に全部つけ、虫対策もばっちり行いました。
フットライトも、バンガローの足元近くの地面に刺して固定し、夕方以降に灯りの確認をしました。
これも準備オッケーです。
こんな感じで、情報集めと実地体験をして、キャンプ場管理業務もしっかり勤しみ、一つ一つを楽しんで仕事を行なっております。
【俳句】
・乱れ風 雨の小春日 桜咲く
・春のどか 霊樹桜と 遊ぶ日や
・春らしい ごはん人形 目がつぶら
・おば手製 ハッピードールに 春詰めて
・巨大樹に 願いをかけて 桜咲く