キース・ヘリング美術館
井戸尻考古館前(縄文土器専門の博物館)
長坂ゴルフ練習場
芸術村の倒れた山桃の木を直す
⇩(養生して直しました!)
ESSAY
「芸術村4日目・・縄文とキースヘリング、ゴルフに桃の木」
今日もお客様に案内するための周辺レジャースポットの下調べです。
早朝にバンガロー客室清掃と、スズメバチの巣作り防止対策をしてから、長野県富士見町にある井戸尻考古館へとハイエースで赴きました。
ここは縄文時代専門の博物館で、大量の縄文土器の数々が展示してあるのです。
ここを訪ねた知人より、お客の案内をするのに絶対に見なきゃダメだよと言われていて、今日は念願叶って訪れることができました。
早速この考古館内の展示物を観た感想ですが「とんでもなく凄かった」の一言に尽きます。
本当に来て良かったな、と思います。
数々の知らないデザインの土器が所狭しと展示してあり、その形状や模様のデザインの人間離れしたイマジネーションにただただ驚くばかりでした。
私が思うに、普通の人間だとこんなデザインを思いつくことは、天才以外は難しいことだと思います。
だから、この時代の人が示し合わせたようにこの種のデザインをするのは、こういう模範物があってそれを見て真似して作ったと思わざるを得ませんでした。
その模範物とは、例えば宇宙人の宇宙船です。
こういうデザインの宇宙船が、当時本当に存在していたのではないかと、空想ですが思ってしまいます。
ネアンデルタール人より進化してきた人間に、宇宙人が神となって現れて、彼らに文明を授けたのではないでしょうか?
そしてその最初の印が、宇宙船の模造品を土器として作ったこと、だったのではないでしょうか?
土器をしっかりと見ていると、当時の人々にとって縄文土器のデザインは、ただの遊び心を超えて、神への信仰と畏敬の念が込められていたように強く感じました。
そう思わざるを得ないほどの神がかった存在感があり、イマジネーション溢れる突飛なデザインなのに土器の大きさも大きく、非常に真面目な感じを受けました。
またそこに展示してあった神を象った土偶を見たら、「ああ、これは宇宙人だ」と思いました。
これはもう勝手な亀ヶ谷論ですが、縄文時代に人は宇宙人を主に仕えていたのではないでしょうかね。。。?
さて、井戸尻考古館を出ると、今度は山梨県小淵沢のキース・ヘリング美術館へと行きました。
ここもお客様のための下調べで参りましたが、観覧すると、「圧巻」の一言でしたね。
「ああ。。やりきっている!」
もう、そうウンウンと唸るばかりのずば抜けた高いクオリティーの美術館でした。
館内はスマホによる写真撮影が可能で、妻とたくさん写真を撮って遊びました。
お土産に、キースヘリング友人のパトリシアという女性アーティストのデザインした、オリジナルドル札が描かれた面白いバッグを買いました。
聞くと現品限りで、もう仕入れることのない最後の一つなのたそうで、私は即買いしてしまいました。
展示品だったこともあり、肩にぶら下げるひもの根元がもうヨレヨレになり、ひももハゲている状態で、長年展示していた感じに見えました。
でも、却ってそれの方がプレミアだな、と思い買った次第です。
状態が悪い商品となっていたので、2200円引きで買えましたから、それもラッキーだったと思います。
そしてその後は、若神子にいる私の絵画生徒さんと、長坂ゴルフ練習場で打ちっぱなしゴルフを遊びました。
半年ぶりのゴルフは楽しかったです。
その後、若神子のホームセンターに買い物に寄って芸術村に帰りますが、ホームセンターで突然オーナーから電話がかかってきてなんだろう?となりました。
実は、芸術村を手伝ってくれているおばさんスタッフたちが、私のいない間に敷地内に来て、倒れた山桃の木をどうにかしようと奮闘しているとのことだったのです。
それを聞いて急いで帰り、私も手伝って、山桃の木が復活しました。
実は芸術村は硬い岩盤の上にある土地なので、根を張るにも浅く、根本から木が倒れてしまったのです。
おばさんスタッフの旦那さんが主導して、4人がかりで倒れた木を直しました。
こうして今日もいろいろありましたが、充実した良い1日となったと思います。
私に、芸術村運営という境遇をお与えになった神様に感謝していますし、今日という日にも心から感謝しています。
【俳句】
・縄文の 芽吹き奏でる 器かな
・宇宙から 神の使いの 来たる春
・縄文の 人智超えたる 煮炊き鍋
・ストリート アート巨匠の 安吾かな
・雪が止み さあ倒木の 復活戦