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「イジメっ子」

5/12(日) カトリック瀬田教会 聖堂前


ESSAY

「イジメっ子」

 

 

あなたをイジメた許しがたい相手はいますか?

あなたを悲しい目に合わせた許せない相手は、もう会う必要も話す必要もありません。

また仲良くなろうなんて二度としない方が良いです。

また付き合いを始めれば、あなたをいじくりもてあそび始めるでしょう。

そういう思い遣りのない人間は、神様からの救いを受けることが出来ずに、自業自得の内に命を縮めますから、放っておけば良いのです。

彼らは彼らなりの生活をしていますし、仕返しをしてやる必要は微塵もありません。

 

私にだって、そういうイジメっ子は過去にいました。

しかも成人して大人になってから、様々な年上の者達に10年以上もの間、酷いイジメを受け続けました。

イジメっ子おじさん、イジメっ子おばさん、イジメっ子じいさんばあさんです。

でも彼らは普段、彼らの信じる正義によって、生活を正しく送っているはずですから、仕返しをしてしまえば彼らの罪と同罪になってしまいます。

だから、私は決して仕返しをしていないのです。

私は、彼らともう会わないことで、神様に裁いてもらうことに任せました。

 

さて、「和解」という必殺技がキリスト教徒にはあります。

喧嘩してしまってバツが悪いもの同士を、もとの友好状態に戻す究極の秘儀です。

会うのも目を合わせるのも気まずいような、てんでバラバラになってしまった人同士が、神様の下でお互いに許しあうことでまたくっつく訳です。

 

でもイジメ関係にあった両者の場合は、和解など必要ありません。

初めから対等な関係でもありませんから、むしろもう関係を持たない方が賢明です。

 

人は一度信用を失うと、社会的信用を取り戻すには相当の時間がかかります。

それをイジメた側の相手に、痛いくらいに判らせてあげる必要がむしろあるでしょう。

 

 

【俳句】

・人でなし 仕返しせねど 神裁く

・人の罪 初夏裁きたる 神の槍

・罪びとや いじめた夏は もう来ない

・和解して 共に食べます カキ氷

・夏に咲く 大人のイジメ 無くならじ