ホキ美術館見学会
【2024.6.3 港の作家美術協会イベント】
ホキ美術館外観とYUTAKA
土気駅付近のショッピングモールで
ESSAY
「港の作家:ホキ美術館見学会」
今日は、港の作家美術協会のイベントで、千葉県の土気(とけ)にあるホキ美術館の見学会に行きました。
ホキ美術館は、「森本草介」という写実画大家を始めとした写実画作家の、写実絵画専門の美術館です。
私は、朝6時15分に家を出て、ラッシュを避けて千葉方面へ電車で向かいました。
途中、錦糸町駅で、地下鉄半蔵門線からJR横須賀線に乗り換えましたが、時間を錦糸町のカフェで潰して調整して、土気駅へと向かったのです。
さて、土気に着くと、なかなか好きな感じの良い街でした。
人気も少なく閑散としている割には、駅の近くのショッピングモールなどが、建造物がオシャレで充実していて、落ち着ける雰囲気でした。
私は、そこのショッピングモールの噴水脇外ベンチで、ドラッグストアで買ったモナカアイスを食べて、朝から悦に浸りました。
そうして時間を持て余していましたが、実は1時間も集合時間より早く着いてしまったので、せっかちな私は結局バスに乗り込み、先にホキ美術館へと単独一人で向かってしまいました。
その後ホキ美術館に着くと、周りを散策したりしているうちに規定の集合時間となり、会員仲間の皆と美術館前で合流しました。
そして美術館へ入って観覧スタートです。
とんでもなく写真に近い絵画ばかりがたくさん並べられていましたから、会員皆、珍しい物のように、食いいるように一枚一枚を鑑賞されていました。
私も、写実画だけの美術館での作品鑑賞は人生で初めてで、良い体験となりました。
そうそう、作品も凄いですが、このホキ美術館は建築も凄いのです。
まるでホキ貝の中身が飛び出したかのように、空中へと四角筒状の長廊下が浮いているのです。(ちなみにホキのいわれはホキ貝でなく、これを建てた保木社長から命名されたそうですがね。。。保木社長のホキ貝型美術館とは、なんともおもしろ可笑しいですね。)
作品はその四角筒状の建造物内側の展示室に整然と並べられ、鑑賞者はその中を観て歩くようになっています。
鑑賞後は、皆、美術館内カフェで食事をし、そのままホキ美術館に隣接する「昭和の森公園」という大公園に皆で向かい、集合写真を撮りました。
そして一本締めをして、自由解散となりました。
スケッチの好きな会員は、まだまだ残って大草原でのスケッチに勤しみ、帰る者は帰って、会員各自自由に帰りました。
そういうわけで、とても充実した港の作家美術協会のイベント日となり、私も事務局長として嬉しかったです。
【俳句】
・北寄貝 身の形した 美術館
・初夏想う 写実絵画の 謂う中身
・新緑や 大草原に さんざめく
・冷し酒 盃交わし 共に沸く
・ビールより ただ一筋の ハイボール