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「教会受難の主日と神奈川委員会」

彼女と朝散歩

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「教会受難の主日と神奈川委員会」

 

 

今日は受難の主日。

日曜日のことをキリスト教カトリックでは主日と言う。

受難の主日とは、キリストが処刑され磔刑死したことを記念する、私にとって一年で最も辛い主日である。

私は霊において、毎週日曜にミサで死んでは復活してを繰り返しているが、一年の中で本格的に死ぬ日曜日は今日なのである。

毎週死んで、毎年本格的に一度死んで、一体、私はこの生涯で霊的に何回死ねば良いのだろうか。

集団の中で一人の人間が、その内的世界において死をとめどもなく体験する事態は、私の他にはないだろう。

そして今日は棕櫚(シュロ)の枝を受け取る。

棕櫚の枝とは、それを受け取った人間をこれから1年間、キリストと共に生きることを覚悟させるためのカトリック教会の聖具の一つである。

神父がシュロを掲げた人間に、小さな柄杓で聖水を頭上から蒔き散らして、祈祷する。

そしてこの棕櫚の枝を1年間自分の家に飾り、一年を心においてキリストと一緒に生きるのである。

役目が終わった枝は、翌年の「灰の水曜日」に燃やして灰にし、神父が頭の上に振りかける。

 

さて、それが終わると、今度は新構造神奈川支部の委員会だ。

教会では、今日は聖堂の掃除と教会委員会と、コロナ禍で何年もできなかったコーヒータイムが再開したが、失礼して相模大野に急いだ。

今日の委員会では、今年度神奈川支部展の役割分担の確認と、私が今年から大幅に刷新して作った今年度神奈川支部展の募集要項の発表とその改善点の話し合いだった。

 

それが終わると1000円カットの床屋に行き、髪を整えた。

1000円カットと言っても、今は1350円に値上がったのだが、行くと7人待ちの満客であった。

それでもスタッフが3人いて115分程度で散髪し終わるので、私の番になって切り終わり店を出るまで40分も掛からなかった。

コストも時間もかからなく、やはり1000円カットは便利である。

全国の主要な街にはどこにでもあり、すぐ切り終わるのが良い。

そしてスタッフがとても教育されていて、客に失礼な態度を取ることがまずないのが良いところだ。

私は床屋談義といったものが大嫌いだし、それでプライベートが公になるのも大嫌いである。

何より、どこの1000円カットに行っても後腐れなく、万人ウェルカム、去る者は追わず、という精神が好きである。

 

その後、100均でハーバリウムの素材や道具を買い揃え、松乃家でささみかつ定食を食べて、夕方6時に帰宅した。

キリスト教に仕事にと、1日がかりの疲れた日だあったが、今日も充実していたな。