「無償で与え合える関係」

「無償で与え合える関係」

 

 

人間関係で最低なのは、相手を利用する関係です。

心を許し合える関係なら人間は誰しも無償で付き合います。

 

よく可愛い女性だとパパ活だといって、おじさんに有償で付き合いますよね？

何か食事を奢ってもらいたいとか、プレゼントがもらいたいだとか、一緒にいると仕事の話を紹介してくれそうだとか。

はっきり言って、そういう有償の見返りを求めて付き合う関係は最低です。

愛があるようでいて、愛から最も離れています。

 

そう言う女性たちが、お金を貰って何人のおじさん達に身体を差し出して付き合っても、心が満たされないのは「愛がないから」なのです。

「愛する」気持ち。

「愛する」行為。

自分から愛する事が本当じゃなければ、愛は満たされません。

だから、彼氏を作れば大丈夫だと作ってみたところで、彼女たちの多くは満たされない。

自分が浮気性の人間であれば、大体において、寄ってくる本命の彼氏も浮気性なのですよ。

どこかで知らない誰か達とも寝ている男が、結局彼氏になるのです。

そんな男を愛せますか？

気がつけば、自分も浮気をして、相手も浮気をして、本当に愛することを秤にかけるゲームをしているだけの格好になりますよね。

そういう中で、堅い本命を見つけた女性は幸せでしょうが、倍率高い話ですね。

 

私の場合は絵画の先生をしていますが、多くの女性が何かしら目当てに寄ってきます。

目的の多くは、お金と、仕事の話が目当てです。

私はこれでも人を見る目は確かなので、そう言った女性は退けます。

私は、私にとっても有益な女性としか友人関係を結びません。

しかしそういう中でも、私と友人として付き合っていると展示の仕事の話を紹介してくれる、と言って近づいてきては、そのチャンスを手に入れたところで、人間関係を切られる場合もあります。

そういう時は、「ああ、利用されたんだな。。。」と、儚く意気消沈する時もありますね。

つい最近もありました。

泣きそうになりましたよ、私。

 

まあ結局のところ、無償で与え合える関係しか、人間は安心できません。

いつも何かを搾取されるだけの関係や、盗みあう関係は心がちっとも落ち着きませんからね。

人から見てもそれは野蛮ですよ。

まあ、皆さんも自分の存在を差し出しても安心できる人間とだけ、付き合いましょう。

他の関係ははっきり言って「まやかし」です。

究極的には人付き合いは、「狭く深く」です。

それが本当なんだと、歳を重ねると分かってきます。

人付き合いの多さが少なくても、一向に安心してくださいね。

もしあなたに万人を愛したい持ちがあっても、現実世界では様々な性格の人達がいるので、うまくいかない事も多いと思います。

それよりも、あなたに今与えられた安心できる数少ない人達を、最大に大切にしましょう。

 

それが結局、「人を愛する」ことなのです。

 

 

【俳句】

・愛与え　若き春の日　満たされし

・愛し合い　好き好き好きと　春酔いや

・春を待ち　愛する人を　また愛す

・春陽に　透かす儚き　手の絆

・闇雲に　愛説くペテン　冬の暮