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「世間様のクリスマス」

恩人へのクリスマスカード

恩人へのクリスマスカード
恩人へのクリスマスカード

恩人へのクリスマスカード
恩人へのクリスマスカード


ESSAY

「世間様のクリスマス」

 

 

今日はクリスマス。

「主の降誕・日中のミサ」の朝七時の回に与りました。

7時の回は本当は「修道者のミサ」と言う意味合いがありますが、前夜の「夜半のミサ」で会えなかったシスター達始め、朝7時回のメンバーの顔も見たくなったからです。

Tさん親子さんと、私の教会の母的存在:福喜多さんにお会いし、目的も叶えました。

 

その後、自宅に帰ってクリスマス疲れで3時間ぐっすり寝た後、銀座ギャラリーの仕事へと向かいました。

 

終わると【星乃珈琲 銀座店】で、溜まった仕事も片付けました。

まあ、なんと言うかな。。。店内に日本人が少ない。

みんな、ある程度お金に余裕のある中国人グループ観光客ですね。

この少し値段の張る珈琲店には、日本人は貧しい人が多くて来られないようです。

こないだ深夜に乗った事情通のタクシー運転手から聞いたところによると、平均して中国人の所得は日本人の3倍だそうです。

トイレの掃除をしているようなおばさんでも、中国では日本人サラリーマンの3倍は稼いでいると言う話でした。。。

日本人が世界に於いてこんなに収入で遅れをとっているとは、なんとも惨めな話ですねえ。。。

まあ現在、日本は高齢化社会になって、「働かないおじさんとおばさん」や「不労所得の年金だけの老人達」で溢れたニート大国になってしまいましたからね。

高級珈琲店に来て客層を見たり、客同士の話を聞くと、まず感じるのは「貧しさと縁がない」。

来る日本人も外国人も、服装も会話も態度も、ワンランク上の一部の層です。

学習を積んだ方や人徳の高い方が多くて、周りの迷惑になるように騒ぎ立てることがまずありません。

そう言う中でもたまに日本人のおばさんグループが来ると此れぞとばかりに騒ぎ立てて、そのみすぼらしい服装や、会話や態度の貧相さから、日本人の貧しさを如実に感じます。

私が感じるのは、店員さんが一番品が良くて、見た目も可愛いですね。

 

ここまで書きましたが言いたいの結論はこうです。

自分の仕事に生きる人は偉い!!!

はっきり言えば、一生懸命働いている人はどの国籍の人であれ、偉いですよ!!!

そう言うお金稼ぎが、日本の高級店でお金を落としてくれる。

どんなに日本的な美徳をマナーで守らなくても、外国人の方々は店にとっても、ひいては日本社会へとっても貴重な収入源なので、流石にお店も国も彼らを蔑ろ(ないがしろ)にはできませんよね。

外国人の中でもマナーの悪い人は嫌ですが、お財布を考えるとそれが正直な気持ちでしょう。

まあ、私の観察から率直に言えば、高級店に来る外国人はマナーのできている人ばかりです。

 

まあ、そんな日本人と外国人の差異を感じながら、Lサイズアイスコーヒーに三色アイスを食べて、iPADの机仕事を1人でサクサクと何時間か進めていました。

 

終わると、少し新橋の飲み屋街を徘徊し、世間のクリスマスの様子を観察しに行きました。

値段の安い店では、世間で言われる「クリぼっち」たちが集まり、和気藹々と大騒ぎしているご様子でした。

寂しく貧しい者達だけの、酒の入ったこう言う楽しげな良さもありますね。

 

その後渋谷でも降りて、14階建ての【渋谷スクエア】も物色し、クリスマスはみんなどうしているのかな?と、社会科見学しました。

私が思うに、高級ビルの盛り場にいるような人たちも半分くらいは貧相な格好で、ニートかもしれません。

その中にある程度のお金持ちがいて、例えばお金持ちの男性1人にボンビーガール1~3人などのグループが多々見受けられましたね。

 

まあ、こうして私はブラブラとクリスマスの夜を市場調査した後、仕事に出かけた妻と同じくらいに帰宅してクリスマスのご馳走を味わいました。

イブのご馳走からから2回目のクリスマスのご馳走でした。

こうして食べられることに感謝しながら、本来の目的である【キリストの誕生】を祝ったのでした。

めでたし、めでたし。。。

 

【俳句】

・高級な 珈琲店へ 冬急ぐ

・凍空の 寒さ逃れる 店の中

・冬晴れに 道を教える 至聖人

・凍空に 男と女 戯れし

・クリスマス 「苦しみます」と 愛の文