「ジェニファー」

今日のEDEN絵画教室のモデルデッサンは、フランス人美女「ジェニファー」のヌードモデルデッサンでした。

教室といっても予定していた生徒は都合により誰も来られず、講師の私一人が習作を描くためのデッサン会となりました。

生徒のいない間の私自身の良い練習になったと思います。

私自身は絵画教室の先生なのだから、それなりの巧みなデッサンが求められますが、個人的な練習というと生徒のいないところで行うほかありません。

そういう意味では、今日は特別な練習日となりました。

ジェニファーは顔立ちは世界一と言って良いほど美しい女性です。

そして、白人系の欧米人なので、手足が日本人よりだいぶ長いです。

身体の半分が足で、足の方が長い。

それと、長身でスリムなため、いつも描く紙に入るサイズ感も違う上に、身体の線がたくさん出ます。

それなので、とても描きがいがあります。

本日は、いつもと違ったデッサン感を味わいながら、習作の数々を描きました。

１ポーズ１０分で色を塗るところまで仕上げ、間に５分休憩をとりながら、合計１２ポーズ描きました。

ジェニファーは８頭身なので、いつも描いている７頭身の日本人モデルの感覚とは合わないところもあり、紙から足が出てしまう絵も描いてしまいました。

あと、ジェニファーは、性格的にも美しく気品があり、礼節もしっかりされたモデルさんです。

私が一緒に仕事しやすいのは、こういう「場をわきまえた方」です。

そしてしっかりした大人の女ですが、独特の可愛らしさも秘めている。

そんなジェニファーを、私はすっかり絵画モデルとして気に入っています。

私の中では、彼女を「世界一美しいモデル」だと思っております。

【俳句】

・寒き日の　フランス美人　描く春

・仏の美女　春香りゆく　その髪に

・春動く　ヌードデッサン　煌めきて

・麗人の　身体描きて　春深め

・仏美人　裸体晒せる　小春日や